金井永寿会


金井永寿会の結成は鶴川地区では 7番目で、昭和44年4月13日に誕生しています。
全市的にクラブ結成の状況は昭和30年代には14クラブ、 昭和40年代に一挙に44クラブが結成され、更に50年代になり ますと、残っていた各地区から続々と競って結成され現在は6支部で122クラブに至っています。

金井永寿会老人クラブ初代会長は斎藤留吉氏が就任しています。 クラブ名は平成4年会則の一部改正で金井永寿会になりました。 第二代会長は草薙昶平氏、 更に三代目会長に秋本庫之助氏が就任し、 昭和50年4月から63年3 月末日迄、 長期に亘り永寿会の指導の他に鶴川支部長をも引き受けて活躍されま した。 四代会長は市川治平氏、 五代会長三武正二氏と続き、 三武会長が平成6年5月病気引退の後を継いで横山博氏か就任し、 会則の改正 ・ 慶弔規程の制定など必要な事務的な処理を行い永寿会の運営を時代に即応する方向に確立し、 七代目会長として渡辺勝廣氏が平成11年4月に就任現在に至っています。

永寿会結成以降の細かい資料記録の保存が余り残されていないのですが、昭和50年秋本会長のと き会員75名 (会費は年間500円、 市からの交付金15万 2700円) との記録があります。 更に昭和51年度から金井町内会から 1万円の助成金が交付され遂次増額されま した。 平成4年度から 6万円が助成され、永寿会の運営に大き く寄与しています。 更に活動内容を見てみますと、 町田市指導の下でゲートボールが普及し、 金井永寿会の中にゲートボールチームが編成され頑張っています。 市老連主催の芸能大会にも昭和56年以降連続出演しています。 そこで必要に迫られ昭和56年に会費500円を1000円に改正しました。

町田市からの補助対象事業として規定されているのは、
    ①社会奉仕活動
    ②友愛活動
    ③健康を進める活動
    ④生きがいを高め会奉仕活動
    ⑤その他の社会活動
です。

具体的な会の活動は、役員会・総会・忘年会・新年会・誕生会・80 才の記念品贈呈・資源回収・八幡神社の境内清掃奉仕活動・市内諸施設の見学参観・各種ゲートボール大会及練習参加・舞踊練習・カラオケ・民謡・交通安全事業・講演会参加・役員研修会・日帰り及び宿泊旅行等々の計画を実施しています。これらの事業に伴う経費と物価上昇に対応するため、平成11 年4月から年会費を1500円に値上げしています。
先輩から引き継がれて来た金井永寿会ですが、三年前から会員が(今年は 80名)減少しています。こうした時代なればこそ、高齢者ならではの知識や技術を最大限発揮して、老人会があって良かった、余生に楽しみが増え、社会に貢献する事が出来たという喜びを共にしたいと念しています
永寿会は隠居の集まりではありません。60才を越えたら永寿会に入会し、これからの高齢化時代に必要な使命と役割を相互に担って、精一杯人生の花を咲かそうと心がけています。

[平成14年7月15日発行 町誌 金井 より]



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