金井女性の会


「この地で育った人と、新たに住み始めた人が知恵を集め、地域で協力していく中で新しいコミニュティを形成し、そこから新しい文化が芽生え、根付いていくことが期待されます。」これは、女性の会設立へ向けての当時の町内会々長さんの呼びかけの言葉です。

これをきっかけに、各地区から設立準備委員が選ばれ、金井に住む女性全員を対象として会員募集が行われました。そして、平成4年10月1日に、金井女性の会が発足しました。
それまで金井には、女性が主体の団体としては、小中学校の児童生徒を持つ親で組織している育成会と、農業協同組合に加入している世帯の女性で組織している農協婦人部だけでした。そのためか、町内の諸行事に参加したいけれども、知らない人が多いので参加しにくいという声があちこちで聞かれるようになりました。そんな折り、前述の呼びかけがあったのです。

平成12年度までに、毎月1回の定例会・年1回の研修旅行・年4 ~ 5回の講習会や講演会・歳末助け合いバザー・町内会の諸行事への積極的な参加などの活動を行ってきています。なお、歳末助け合いバザーは毎年恒例の活動として定着しており、収益は地元の清風園や社会福祉協議会などに寄付してきています。

女性の会では、今後ますます会員相互の親睦を深めるとともに各種の文化交流を通じて一人一人の資質の向上を図り、地域に根ざした、地域に役立つ会へと成長していくことを目ざしています。

初代会長高橋初代   2代目会長山﨑正子       
平成13年現在の会員数70名

[平成14年7月15日発行 町誌 金井 より]


近況については、今後記載する予定です